※当サイトの「吹き出し💬以外の部分」は先生(平野)の発言・解説です
auひかりに10ギガ(G)のプランがあるそうですが実測値はどれくらいなんですか?
何を言っとるんじゃ!?
10ギガプランというのは10ギガの速度が出るから10ギガプランなんじゃろうが!
残念ながら10ギガプランといっても実際に10Gbps出るというわけではありません。
ホーム10ギガの最大通信速度10Gbpsというのは、理論的に最高の状態ならここまで出るだろう!という速度です。
それじゃあ「10ギガ出たらいいなプラン」じゃろうが!
何をいまさら言ってるの!?
そんなことはこの「まるっとわかるネット回線」で教えてもらったじゃないの!
髪と一緒に記憶も抜けてるんじゃないこと?
それより早く実測値を教えてくださらない?
う、うるさいわ!
10ギガプランということは普通のプランより高額なんじゃろ?
それで普通のプランと変わらなかったら暴動が起こるぞ!
まぁ暴動は起こらないですが(^_^;)
それでも通信速度が1ギガプランとそんなに変わらなかったらすっごくガッカリしますよね!
実際にそんなこともあるのか?
じつは、そんなこともあるんです!
ということで今回はauひかり10ギガプランである「ホーム10ギガ」の実測値についてご紹介します!
結論から言うと
私が調べたところホーム10ギガ利用者20人の平均速度は「3,432Mbps」でした。
しかし、設備が不十分だと、1ギガプランとそんなに変わらない通信速度しか出ないこともあります。
どうしたら10ギガプランの実力を発揮させることができるんでしょうか?
それでは詳しく解説していきます。
- auひかりホーム10ギガの実測値がわかる
- ホーム10ギガの通信速度を発揮するためにどうしたらいいかがわかる
auひかりホーム10ギガの実測値を知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
auひかりホーム10ギガとは?
まずは10ギガプランについてご紹介しておきます。
ホーム10ギガ | |
---|---|
月額料金 |
6,798円 (このうち1,408円は高速サービス料) |
開通工事費 |
41,250円 (実質無料) |
提供エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉の一部地域 |
最大通信速度 | 10Gbps |
※まるっとわかるネット回線はすべて「税込み価格」で表示しています
月額料金
auひかりホーム10ギガの月額料金総額は通常の月額料金5,390円に高速サービス料1,408円が追加されて6,798円になります。
ただし、「超高速スタートプログラム!」というキャンペーンが適用されると550円が割引されるので、月額料金総額は6,320円になります。
5,390+(1,408-550)=6,320円
最初の3年間はけっこう安い金額でホーム10ギガが使えるんじゃのう!
速度が10倍だから値段も10倍かと思ったぞ!
光回線が5万円もしたら誰も契約しませんよ(^_^;)
開通工事費
auひかりホーム10ギガにはマンションタイプはなく、ホームタイプのみ提供されています。
そして、開通工事費もホームタイプと同じ41,250円です。
また、その開通工事費が実質無料になる点も同じなんですよね(^_^)v
実質無料も1ギガプランと一緒なんて、怪しくないか?
通信速度も1ギガプランと一緒かもしれんぞ!
ハハハ(^_^;)
提供エリア
auひかりホーム10ギガの提供エリアはとても狭く、東京・神奈川・埼玉・千葉の一部地域だけです。
それは狭いわね!
最大通信速度
ホーム10ギガの通信速度は10Gbpsで、ノーマルなプランであるホーム1ギガの10倍です。
10Gbpsっていうとものすごく速そうな気がしますが、実際に使っている人の実測値もそんなに速いのかしら?
やっぱり気になりますよね(^_^)
それでは、いよいよ今回のテーマ「auひかりホーム10ギガの実測値」についてご紹介していきます!
auひかりホーム10ギガの実測値は?
auひかりホーム10ギガの実測値をご紹介いたします。
私が調べてた20件の平均速度は「3,432Mbps」でした。
平均で3Gbps以上出てるんですね!
最大通信速度1ギガの光回線を使っている人にはなかなか想像できないような速度だと思います(^_^)
それぞれの投稿の内容はつぎのような感じです。
auひかり ホーム10ギガ です。 pic.twitter.com/HeRSeIYLCU
— Jonathan Underwood (@junderwood4649) June 2, 2020
==KDDI スピードCheck [2020/03/12 19:42:30] ==
ご利用サービス:auひかり ホーム10ギガ
接続方法:有線LAN(ケーブル接続)
測定サーバ:東京 サーバ下り速度:3.71Gbps
上り速度:7.26Gbpshttps://t.co/0C5NuNde0Y
==============================ピーク前なのに下りが5Gbps以下なんだが…
— ら。 (@RA1714) March 12, 2020
圧倒的(になった)じゃないか、我が軍は。>ブログ更新:auひかり 10ギガにしてみたら https://t.co/sw3JP7Bxct pic.twitter.com/FxNxl4jpFC
— SAIKA KAZUHIKO (@SAIKA) June 5, 2020
スタジオのネット環境を引き直した。
1TBぐらいまでのデータなら簡単にやりとりできるようになった……。 pic.twitter.com/nnMkSkmLSQ— KAGAYA work (@kagaya_work) March 26, 2019
…というようにauひかりホーム10ギガの実測値が投稿されています。
7Gbps以上出ている人もいるのね!
7GbpsでYouTube観たら7倍速になるのか?
べつに通信速度が速くなっても、動画の再生速度が早くなるわけじゃないですよ(^_^;)
そんなホーム10ギガですが、7Gbps以上出ている人もいる一方で、実測値が思うように出ていない人もいます。
やっとネット開通!
auひかり10ギガにしたけど、1ギガの時とあまり変わらないような… pic.twitter.com/uKUUtslA3B— ソイ@ウマ娘フレンド募集 (@dq10soy) November 25, 2018
==KDDI スピードCheck [2018/04/09 22:33:39] ==
ご利用サービス:auひかり ホーム10ギガ
プロバイダ:So-net
接続方法:有線LAN(ケーブル接続)
測定地域:〒***-****
測定サーバ:東京11 サーバ下り速度:501.29Mbps
上り速度:1.04Gbpshttps://t.co/zB5lwLXssV
う~ん 何か遅い原因があるのかな— ムサシノ (@tezuya) April 9, 2018
ホーム10ギガにしたのにこんな実測値だったらガッカリだわ!
暴動じゃな!
このような本来のホーム10ギガの通信速度とかけ離れた速度が出てしまうのには原因があります。
ノーマルプランであるホーム1ギガの10倍もの最大通信速度であるホーム10ギガの実力を発揮させるためには、あるていど環境も適用させる必要があるんです。
auひかりホーム10ギガの実力を発揮させるには?
auひかりホーム10ギガの実力を十分に発揮させるには、あるていど環境を10Gbpsに対応させる必要があります。
●LANケーブルを対応させる
●デバイスを対応させる
●Wi-Fiルーターを対応させる
LANケーブルを対応させる
LANケーブルは「ONUとホームゲートウェイ」をつないでいるケーブルです。
Wi-Fiルーターを外付けしている場合は「ホームゲートウェイとWi-Fiルーター」もつないでいます。
また有線接続でインターネットを使う場合は「ホームゲートウェイとパソコン」をつないでいます。
この1本のLANケーブルを通して全てのデータをやり取りしているので、これが高速通信に対応していないと、ホーム10ギガの実力を十分に発揮させることはできません。
たしかにそうですわね!
このLANケーブルには、カテゴリ(CAT)というものがあり、それぞれの規格ごとに対応している最大通信速度が違います。
LANケーブルの規格 | 通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
カテゴリー(CAT)5 | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリー(CAT)5e | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリー(CAT)6 | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリー(CAT)6A | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリー(CAT)7 | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリー(CAT)8 | 40Gbps | 1000MHz |
※伝送帯域とはデータを伝達するために使われる周波数の幅の広さを示す数値のことです。数値が大きいほど、同じ時間でも伝達できる情報量が多くなります。
このLANケーブルが対応している通信速度が100Mbpsのものだった場合、いくら10Gbpsのプランを使っていたとしても、100Mbps以上の通信速度を出すことができません。
LANケーブルの規格をホーム10ギガの最大通信速度に合ったものにする必要があります。
上の表で見てみると「カテゴリー(CAT)6A」以上が10Gbpsに対応しているのぉ。
はい!
ホーム10ギガを契約するなら、「カテゴリー(CAT)6A」以上のLANケーブルが必要なんです。
パソコンを対応させる
パソコンが10Gbpsに対応していないと、ホーム10ギガの実力を発揮させることはできません。
一般的に販売されているパソコンは10Gbpsに対応していません。
「Thunderbolt3接続 10GbE変換アダプター」という部品を取り付けるのが一番かんたんですが、価格がかなり高いです。
ゲゲ!
高すぎるぞ!
もっと安上がりな方法もあります。
「LANカード」というものをパソコン内部に取り付けるというものです。
これはパソコン内部に取り付けるため、あまりパソコンに詳しくない人には難しいかも知れません。
Wi-Fiルーターを対応させる
Wi-Fiでインターネットを使う場合、auひかりからレンタルされるホームゲートウェイでもWi-Fi機能を使うことができます。
しかし、ホームゲートウェイのWi-Fi機能の最大通信速度は2.4Gbpsです。
もし、それ以上の通信速度を求めるならWi-Fiルーターを自分で購入して外付けする必要があります。
まあ、Wi-Fiを使った無線LAN接続で2.4Gbps以上出るかどうかは、さまざまな環境や設備によるので、高性能なWi-Fiルーターを外付けしても2.4Gbps以上出るとは限りませんけど(^_^;)
Wi-Fiで2.4Gbps出るなら十分かもしれないわね。
まとめ!
今回はauひかりホーム10ギガの実測値についてご紹介いたしました。
内容をまとめると次のようになります。
●auひかりホーム10ギガは最大通信速度10Gbps
●20人の平均実測値は3,432Mbps
●実測値が1ギガプランとあまり変わらない人もいる
●10Gbpsに対応するにはLANケーブル、パソコン、Wi-Fiルーターもそれに合ったものにする
いかがだったでしょうか?
auひかりホーム10ギガの実測値が、思っていたよりも速かったので安心しましたわ!
auひかりに限らず、光回線では1ギガのプランでも100Mbpsくらいしか出ないことも結構あるみたいですから…
そうですね。
ホーム10ギガは10Gbpsに対応するためにLANケーブルやらパソコンやらの準備が必要なので、「最大通信速度10Gbpsのわりにこんなもんか…」という結果になるかもしれないと心配していました。
しかし、実測値を確認してみると、それなりに速度が出ていることがわかりました。
10Gbpsというものを一度体験してみてからホーム10ギガを契約するか決められたらいいんじゃがな!
たしかに!
それができたら私がわざわざ実測値や口コミを集める必要もなかったかもしれませんね
(^_^)
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回のセミナーがあなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)