※当サイトの「吹き出し💬以外の部分」は先生(平野)の発言・解説です
auひかりはダークファイバーだから通信速度が速いって聞いたんじゃが、そのダークファイバーって、いったいなんなんじゃ?
「ダーク」って言うくらいだから何か良くないことをして通信速度を速くしているんだろう…ということは想像できるんじゃがのぉ。
別に「ダーク」は悪い意味ではないですよ(^_^;)
わかりました!
今回はauひかりが利用しているダークファイバーについてご紹介します!
結論から言うと
ダークファイバーとは、電力通信事業者、鉄道事業者などが敷設した光ファイバーの中で、実際には使用されていないものです。
auひかりは、次の2つの光ファイバーを使って、私達ユーザーに光回線を提供してくれています。
●NTTのダークファイバー
●KDDI自身の光ファイバー
それでは詳しく解説していきます。
- auひかりが利用しているダークファイバーとはどんなものかがわかる
- 「KDDI回線」と「ダークファイバー回線」の違いがわかる
auひかりの利用しているダークファイバーというものが気になる人は、ぜひ最後までご覧ください!
auひかりが利用しているダークファイバーとは?
auひかりが利用しているダークファイバーとはNTTが敷設した光ファイバーのうち、NTTが使用していない部分です。
詳しくご紹介していきます!
ダークファイバーってどんなもの?
ダークファイバーとは、電力通信事業者、鉄道事業者などが敷設した光ファイバーの中で、実際には使用されていないものです。
光ファイバーを敷設するのには、許可をとったり、お金や時間がものすごくかかります。
そのため必要になった時にパパっと敷設するというわけにはいかないので、将来を見越して多めに敷設しておき、実際に必要になったときにすぐ使えるようにしておく事業者もいます。
多めに敷設して、まだ使っていない光ファイバーのことをダークファイバーといいます。
光ファイバーは使われると光を放つ性質があります。
そのため使われている光ファイバーは「ライトファイバー」と呼ばれます。
いま一瞬ワシの頭を見たじゃろ!
み、見ていないですよ!
は、は、反対に使われていない光ファイバーは、光を放たないので「ダーク(暗い)ファイバー」と呼ばれています(・_・;
動揺がすごいぞ!
光コラボレーションとの違いは?
たしか光コラボレーションとかいう連中も、NTTの回線を使っていると、この「まるっとわかるネット回線」のセミナーで教えてもらったことがあるぞ。
それなら光コラボレーションもダークファイバーを使っているということか?
光コラボレーション事業者は、ダークファイバーを使っているわけではありません。
以前のNTTはフレッツ光という光回線サービスを、私達ユーザーに直接提供していました。
しかし、現在では自分自身で光回線サービスを直接ユーザーに提供するのではなく、他の事業者に提供することに力を入れています。
NTTからフレッツ光回線の提供を受けた事業者が光コラボレーション事業者です。
この光コラボレーション事業者は、NTTから提供を受けたフレッツ光回線に自社独自のサービス(プロバイダ契約など)をセットにして、私達ユーザーに提供しています。
auひかりやNURO光は、光コラボレーションにフレッツ光回線を提供してもらうわけではありません。
NTTが使っていない光ファイバー(ダークファイバー)を提供してもらい、膨大な資金と時間を使って自社で設備を整えて運用しています。
ダークファイバー回線のメリットとデメリットは?
なんでauひかりは、光コラボレーション事業者にならなかったんじゃ?
そうすれば、わざわざダークファイバーを借りて自分たちで時間とお金をかけて設備や運用をしなくて済むんじゃろ?
たしかに、光コラボレーション事業者になればフレッツ光回線の提供を受けることができます。
そうすることで設備費や運用費、時間などをかけずに全国のユーザーに光回線を提供することができるんです。
しかし、そのようにしてフレッツ光回線の提供を受けている光コラボレーション事業者は、とっても多いんです。
多くの光コラボレーション事業者が全国のユーザーに光回線を提供しているので、フレッツ光回線の利用者は非常にたくさんいます。
みんなが使っているなら安心じゃろ?
残念ながら光回線は多くの人が使っていることがデメリットになることもあるんです
(・_・;
フレッツ光回線を非常にたくさんのユーザーが使っているため、どうしても光コラボレーションの通信速度は遅くなってしまいます。
逆にauひかりは、ダークファイバーを使い、独自の回線を提供しています。
auひかりが提供する独自回線のユーザー数はフレッツ光回線のユーザー数にくらべて圧倒的に少ないので、速くて安定した光回線サービスをユーザーに提供することができるというわけです!
費用と時間をかけてわざわざダークファイバーを使うのには、そんな理由があるんじゃな!
KDDI回線とダークファイバーを使った回線の違いは?
ダークファイバー回線以外にも、auひかりにはもう1つ別の回線があります。
まだほかにも回線があるのか?
それは2005年の事業統合により東京電力から譲り受けKDDI自身が所有している回線です。
なんだかややこしいのぉ。
このKDDIが所有している回線とダークファイバーを使った回線を区別して次のように呼んでいたこともありましたが、現在は基本的にどちらも「ホーム」と呼ばれています。
●ダークファイバーを使った回線・・・ホーム
●KDDIが所有している回線・・・ホーム(s)
このダークファイバーを使った回線とKDDIが所有している回線は、通信速度や料金が違うのか?
5ギガ、10ギガという高速プランが利用できるかどうかということ以外は、まったく違いはありませんよ
(^_^)v
通信速度
通信速度は、KDDI回線、ダークファイバー回線どちらも変わらず1Gbps(1,000Mbps)です。
ただし、KDDI回線の提供エリアである東京・神奈川・千葉・埼玉は5ギガ、10ギガという高速通信に対応しています。
高速通信を使いたい人にとってはKDDI回線の方がうれしいのぉ。
5ギガ、10ギガプランを希望する場合はまず、あなたが提供エリアに入っているかどうか確認してみてください。
【公式サイト】提供エリアの検索
料金
料金に関してもKDDIの回線とダークファイバー回線で、まったく違いがありません。
区別する必要は無いので、ダークファイバー回線、KDDI回線の違いを気にすることなく契約して大丈夫です(^_-)
おっさんのウインクはやめてくれ!
す、すいません(^_^;)
キャッシュバックや特典
auひかりの公式サイトから契約した場合でも、代理店から契約した場合でも受けられる「キャッシュバック」や「特典」などのキャンペーン類はKDDI回線、ダークファイバー回線で変わりません。
auスマートバリュー | auケータイとauひかりのセット割 |
---|---|
乗りかえスタートサポート ホーム | 他の回線から乗り換える場合、解約時にかかる違約金などを還元 |
ホーム 初期費用相当額割引 | ネットとひかり電話を申し込むと開通工事費が実質無料 |
超高速プログラム | 5ギガ・10ギガに新規加入で19,800円分が割引 |
キャンペーン | キャッシュバックや特典がもらえる |
まとめ!
今回はauひかりが利用しているダークファイバーについてご紹介いたしました。
内容をまとめると次のようになります。
●ダークファイバーとは、敷設した光ファイバーの中で使用されていないもの
●光コラボレーションはダークファイバーではない
●ダークファイバーを利用したauひかりは利用者が少ないので通信速度が速い
●ダークファイバーは、auひかり自身が設備や運用をするため、時間と費用がかかってしまう
●auひかりはNTTのダークファイバーとKDDI自身の光ファイバーを使っている
●ダークファイバー回線とKDDI回線どちらも通信速度や料金、キャンペーンは変わらない
いかがだったでしょうか?
「ダーク」ファイバーというから、裏社会から安く光ファイバーを調達してきて高額な利用料を請求するのかと思っておったが、ちょっぴり違ったようじゃのう!
ちょっぴりじゃなくて全然違いますよ(^_^;)
ほかにもダークファイバーを使っている光回線にはNURO光などがあります。
よかったら、そちらのセミナーもご覧ください(^_-)
おっさんがウインクするなと言っとるじゃろ!
す、すいません(・_・;
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回のセミナーがあなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)