※当サイトの「吹き出し💬以外の部分」は先生(平野)の発言・解説です(´∇`)
auひかりはIPv4 over IPv6さんに対応していらっしゃるのでしょうか?
どうしたんじゃ今日は?
おぬしらしくないしゃべり方をしおって!
それに、「さん」をつけるなら、「IPv4 over IPv6さん」じゃなくて「auひかりさん」じゃろ!
なんでインターネットの接続方式に「さん」付けしとるんじゃ?
ガッハッハ!
そ、そうでしたか…
auひかりさんは…IPv4 over IPv6に…対応していらっしゃいますか?
OH NO!auひかりは、「デュアルスタック」じゃないデスカ?
その「カジュアル スナック」とは、いったいどんなタイプのスナックじゃ?
スナックではアリマセーン!
「デュアルスタック」デース!
おお!そーか!そーか!
ママは美人なのか?
何歳くらいだ?
毛畑さんは、ちょっとお待ちください(^_^;)
アンドレさんの言う通りauひかりは「デュアルスタック」です!
auひかりは、IPv4 over IPv6ではなく、IPv4/IPv6デュアルスタックという接続方式に対応しています!
詳しく解説していきます。
- auひかりがIPv4 over IPv6に対応しているかどうかがわかる
- 「デュアルスタック」とはどんなものなのかわかる
auひかりがIPv4 over IPv6に対応しているかどうか気になる人は、ぜひ最後までご覧ください!
auひかりはIPv4 over IPv6に対応していない?
auひかりはIPv4 over IPv6に対応していません!
なぜなら、auひかりは「IPv4/IPv6デュアルスタック」という方式に対応しているからです!
IPv4 over IPv6とは、フレッツ光回線特有の接続方式ですのでフレッツ光回線を使っている光コラボのみに対応したものです。
auひかりやNURO光のような独自回線を使っている光回線はIPv4 over IPv6に対応していません!
ようやく毛畑さんも理解していただけたみたいですね(^-^)
本当にお好きなんですね(^^;)
IPv4とIPv6とは?
光コラボは、以前はIPv4(PPPoE)という方式だけを使ってサイトに接続していました。
IPv4でインターネットに接続するためには、網終端装置という場所を通過しなくてはいけません。
この網終端装置のいうのは、非常に混みやすく通信速度が遅くなる大きな原因になっている場所です。
今では、新しい接続方式IPv6(IPoE)を使い、この網終端装置を通過しないでサイトに接続すれば通信速度が遅くなるのを避けることができるようになりました!
しかし、独自回線であるauひかりは、そもそもIPv4でもIPv6でも網終端装置を通過することがありません!
単純にIPv4に対応しているサイトにはIPv4で接続し、IPv6に対応しているサイトにはIPv6で接続するだけで、通信速度が遅くなるという問題は発生しません。
IPv4 over IPv6とは?
光コラボの場合、すでにご紹介した通りIPv6(IPoE)を使い、IPv6に対応したサイトに接続するのであれば、この網終端装置を通過しないでサイトに接続することで通信速度が遅くなるのを避けることができます!
しかし、現在はまだ、IPv4(PPPoE)にしか対応していないサイトが多く、その結果 まだまだ網終端装置を通過することが多い状態でした!
そこで、現れたのがIPv4 over IPv6という接続方式です!
このIPv4 over IPv6なら、IPv6に対応したサイトだけではなくIPv4に対応したサイトでも網終端装置を通過することなく、IPv6と同じルートでサイトに接続することができるため、通信速度が遅くなることもありません!
じつは、IPv6とIPv4の違いよりも「IPoE」と「PPPoE」の違いが重要なんです。
IPv4にしか対応していないサイトでも「IPoE」方式で接続することができれば、網終端装置を通過することなく接続できてしまいます。
それを可能にしたのが「IPv4 over IPv6」なんです!
このようにして、光コラボ使っている人たちは、通信速度が遅くなることを防いでいるというわけです。
IPv4 over IPv6についてもっと詳しく知りたい人は、別のセミナーでご紹介しているのでそちらをご覧ください!
面倒くさいのぉ!
そもそも、その網終端装置とかってものをなくせばいいんじゃないのか?
そうなんです!
「独自の回線」を使っているauひかりには、そもそも網終端装置というものがありません!
そのため、どのサイトにもスムーズに接続できます。
つまり、auひかりは、IPv4 over IPv6に対応できないのではなく、対応する必要がないということなんです。
だから、通信速度にこだわる人は、契約が可能であれば独自回線をおすすめします!
それでは、アンドレ様がおっしゃっていた「IPv4/IPv6デュアルスタックさん」というのはどのようなお方なのですか?
クスクス
普段は偉そうに喋っとるからこういうときに、ただしい言葉づかいができないんじゃ!
そ、そんなことございませんわ!
ハゲ…いいえ…毛畑さん…わたくしは普段から、しもじもの者のものにも敬意を払って慎み深く…
そもそも「しもじもの者」と呼んでることがおかしいんじゃ!
まあまあ(^_^;)
それではauひかりが対応している「IPv4/IPv6デュアルスタック」についてご紹介させてください!
IPv4/IPv6デュアルスタック方式とは?
IPv4/IPv6デュアルスタック方式とは、IPv6とIPv4を切り替える方式です!
IPv4とIPv6は、大きく違うものなので、IPv4の方式だとIPv6に対応したサイトに接続できませんし、IPv6の方式だとIPv4に対応した方式には接続できません。
そこで、
- IPv4に対応したサイトには自動でIPv4で接続する
- IPv6に対応したサイトには自動でIPv6で接続する
という振り分けをするために必要なのが「IPv4/IPv6デュアルスタック方式」です!
auひかりの場合IPv4(PPPoE)で接続する場合でも、網終端装置を通過することがありません。
IPv4にしか対応していないサイトでも通信速度を遅くさせることなく接続できるので、単純にIPv4とIPv6を切り替えればいいというわけです!
さすがアンドレ様!
光コラボとauひかりは、どっちが速い?
それじゃあ「光コラボ」と「auひかり」では、「auひかり」の方が速いのか?
光コラボでもIPv4 over IPv6に対応させれば、通信速度の改善は期待できますが、実際のところ、網終端装置を通過しないauひかりの方が速いです!
【通信速度の平均】
光回線 | 通信回線 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) |
---|---|---|---|
NURO光 | 独自回線 | 480 | 413.76 |
auひかり | 独自回線 | 376.21 | 268.11 |
So-net 光プラス | 光コラボ | 283.21 | 195.75 |
ソフトバンク光 | 光コラボ | 301.06 | 193.48 |
ビッグローブ光 | 光コラボ | 242.27 | 182.9 |
ドコモ光 | 光コラボ | 246.38 | 187.26 |
楽天ひかり | 光コラボ | 185.74 | 164.18 |
(みんなのネット回線速度|2021年7月24日)
けっこう違うのぉ!
しかし、auひかりやNURO光のような独自回線は、提供エリアが狭いという大きなデメリットがあります!
住んでいる場所が提供エリアに入っていないという場合は、けっきょく提供エリアが広い光コラボを選択する可能性が高いでしょう!
実際、私もauのケータイを使っていた頃は、セット割でお得に使えるauひかりを契約したかったのですが、家が提供エリア外だったためドコモ光(光コラボ)を使っていました(^^;)
みなさんもそうなったときは、IPv4 over IPv6が活躍するというわけです!
「IPv4/IPv6デュアルスタックさん」がダメだったら「IPv4 over IPv6さん」というわけじゃな!
ガハハ!
ムム…
ド、ドウシマシタカ?
ハルカさん、顔色が悪いデスヨ!
い、いいえ大丈夫でございます…
まとめ
今回の内容をまとめると次のようになります。
●auひかりはIPv4 over IPv6に対応していない
●光コラボは、IPv4対応のサイトに接続するためには網終端装置を通過しなくてはいけない
●網終端装置は混雑しやすく通信速度が遅くなる原因になっている
●auひかりの接続には、網終端装置が存在しないため通信速度が遅くなる心配がな
●IPv4/IPv6デュアルスタック方式はIPv4とIPv6を自動で切り替えるしくみ
●網終端装置がない独自回線の方が通信速度が速い
auひかりの接続方式についてわかっていただけたでしょうか?
とてもよくわかりマシタ!
え、ええわたくしも…
ワシは、やっぱり通信速度の速い「デュアルスタックさん」の方がいいのぉ!
うぐぐ…
(バタン!)
IPv4 over IPv6とIPv4/IPv6デュアルスタックの違いについて知りたいんですが…
(ギロリ)
(あ!…なんだろう…このライオンのオリの中に入ってしまったような、とてつもない威圧感は…)
きょ、今日のところは、体調が優れないので、今度にします…さようなら…
OH!心配くん…待ってクダサイ!
(バタン!)
(さすが心配くん。心配症の本能で危険を察知しましたね(゚0゚)ハッ)
みんな行ってしまったのぉ。
ワシも帰るか!
(バタン!)
み、みなさんもう帰るんですね…
(ギロリ)
あ、そ、そうですね(-_-;)
と、とりあえずごめんなさい!
(わ、私は悪くないけど…)
こ、今回の記事がみなさんのお役に立てたらうれしいです(^^;)